大学院生がマッチングアプリで勧誘業者に会った話[エピソード1]

エピソードトークが上手くなりたいので、日常の出来事を面白くなるように努力して書いていこうと思います。

記念すべき初回は、今日マチアプで合った女性がどう見ても勧誘業者だったので、それを書いていきます!

相手のプロフィール

お相手の女性は、とあるマッチングアプリで「カナ」と名乗っていました。

自己紹介欄には

初めまして。よろしくお願いします。

休みは不定期で旅行とかライブ行ったりしてます。

夢を持ってたり目標がある方は是非頼ってくれたら嬉しいです^^

沢山お話できたら良いなと思ってます!

業者はお断りです。

カナさんの自己紹介を引用

と書いてありました。3行目が少し引っ掛かるんですが、初心者目線「まあ、大丈夫そうかな?」

肝心の顔については、長髪に隠れた横顔の写真で、そんなに可愛くありませんでした。

業者は可愛い拾い画を使うらしいんで、「可愛くないし業者じゃないだろ!」と思っていいねしたんです

会うまでのプロセス

そしたらいいねが向こうから帰ってきて、メッセージのやり取りスタート!

[私]はじめまして!せっかくマッチしたのでお話しませんか?

[カナ]初めまして!メッセージ嬉しいです!よろしくお願いします

[私]社会人の方ですか?趣味は?

[カナ]カウンセリング事業してます。ライブとか旅行が趣味です。何を学んでるの?

[私]物理専攻してます。オススメの旅行先ありますか?

[カナ]熱海!

[私]熱海良いですよね!でも、昔コロナにかかってしまってあまり良い思い出ないんです笑。カウンセラーって医者みたいに資格が必要なんですか?

[カナ]資格いらないです!お会いするとしたら平日が都合良いですか?

[私]カウンセラーって資格いらないんですね!平日だとありがたいです。

[カナ]不定期なので合わせられます!空いている日お茶しない?

[私]ぜひ!じゃあ25日どうですか?

[カナ]大丈夫です!25日の12時に新宿のカフェはどうですか?

[私]大丈夫です!一応LINE交換しましょう!

ということでカフェである予定を立てて、会う前からLINEまで交換できたわけです。

向こうから急に合う前提で話を進めてきたのは不自然に感じたものの、「一応やり取りは成立してるし、昼指定でカフェなので美人局の可能性も低いな」と思い、会ってみることに。

当日のプロセス

当日に新宿のコメダに入ることになり、カナさんとはお店内で初顔合わせ。

「どんな人が来るんだろう?」と不安だったんですけど、普通に美人で、服も綺麗目で凄い好印象!

アイコとサンドウィッチみたいなの頼んで、いざ試合開始!

序盤は、自分の研究とか、カウンセラーの仕事の話や趣味の話で良い感じに盛り上がってたんです。向こうがカウンセラーというのを信用して、自分の進路の悩みとかも言ってみました。

結構盛り上がってたので「この人なら2件目ありだなー」とか思っていたその時!

急に彼女が不穏なワードを持ち出してきたんです。

「私昔凄い貧乏で友達からもいじめられてて。で、それを救ってくれた人がいるんだよね~。その人社長で、名前は奥山(一応仮名にしときます)っていうんだけど、私はその人をめっちゃ尊敬してるんだ。カウンセラーをやってるのも、いじめられた経験があったからだし、その人がいたからなんだよね~」

古今東西老若男女問わず、勧誘系の常套句「尊敬する人」の導入。しかもその人が「権力者」であり「人格者」であり、「名前出し」されている。

実は昔この勧誘方法を受けたことがあったので(一応難は逃れました)、この話以降、カナさんが勧誘業者にしか見えなくなってしまいました笑

ちなみにこんなエピソードも言ってました

「社長がマチアプやってて、パパ活女子と会ってたんだけど、5人あった中で1人は起業したくてやってたんだって。で、社長がその人のためにお金出してあげて、経営ノウハウまで教えてあげて、そのパパ活の子は日本で初めて確かフレンチトースト専門店を開業したんじゃなかったかな?こういう社長のすごいところを見て、私も誰かを助けたいと思ってマチアプ始めたんだ」

なかなか突っ込みどころ満載ですよね笑

まずなんで初対面のパパ活女子を信用できるのか分らんし、仮に社長のエピソードが本当だとしても、それ理由でアプリを始めたというところに、かなりの飛躍を感じませんか?論理的じゃなくてこじつけ感がすごいんですよね。それも相まって胡散臭さしか感じなくなってしまいました。

その後、なぜか再び僕の進路相談に話題は戻り、社長と絡めて「私は社長と出会って、自分で環境を変えて買われた。だから環境変えなきゃだめだよ。たくさんの人に会うことが重要」だとか「私を利用すればよい」とか「学校のカウンセラーは学校に都合よいことしか言わないよ」みたいなこと言われました。

もうさ、自分の方に誘導してるようにしか見えんのよ笑

これってつまり「社長をはじめとする私とつながってる人と会え」って言ってるようなものじゃないですか笑

頭の中でそればっか考えちゃって、向こう目線スゲー微妙な反応してたんですよね笑

向こうは勧誘に熱心なんで、その温度差にイライラしてきたのか、何故か急に僕の性格非難フェイズに突入しました。

「自分の芯がなさそう」(くぅ)

「無駄にまじめだよね」(くぅぅ)

「私を利用すればよいじゃん」(何回言うねん。具体的にどう利用すればよいか名言しろや)

「行動できなそうなタイプ」(クゥゥゥゥ!!)

とかもう散々(´;ω;`)

正直当たってるのでゴリゴリライフが削られていきました笑

ここだけはカウンセラーの肩書の説得力があったんですよね悲しいことに笑

まあ性格非難するカウンセラーがいるのかわかりませんが。

序盤の楽しい雰囲気はどこへやら…

ライフ0なのと疑念でもう話す気力もなくなり、雰囲気は最悪

お店も混んできたので、そのまま解散することに

ちなみに帰り道も性格非難再開して、暑さも余って地獄でした(´;ω;`)

最後まで「私を利用すればよい」って言ってたんで、駅で別れるとき、「正直胡散臭さを感じていて信用できない」と伝えたんです。

そしたらなんて言ったと思います?

「信用できないならそれまで。私から追うことはないから。私は私を信じてくれる人のために働きたい」

ですって。

それなら最初から勝手にカウンセリング始めんな!

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