大学院生のリアルな後悔~大学生のときにやっておけば良かった5つのこと~

大学・大学院系
  1. 大学生の方
  2. 特に大学院に進学しようと思っている方

大学院に進学してから1ヶ月。

期待していた研究生活とは裏腹に、「学部生のうちにこれをやっておけばよかった…」という後悔が次々と出てきました。

この記事では、そんな私の失敗談と「進学前に知っておきたかった5つのこと」を紹介します。これから大学院に進む人や、今まさに大学生活を送っている人にとって、少しでも参考になれば嬉しいです!

1. 奨学金の予約申請を忘れて後悔

完全に調査不足でした。
私は学部と同じ大学にそのまま進学したのですが、学部4年生の時に届いていた奨学金の「予約申請」の案内をスルーしていたのです。

この予約申請をしていれば、大学院入学と同時に奨学金が支給されていたのに、在学申請扱いとなり、支給は最短でも6月から。

私は7月支給になり…今、本当にお金がカツカツです(泣)。

教訓:大学院に進学するなら、奨学金の準備は学部4年で!

2. 分からないことを遠慮せず聞く

「先輩に質問しすぎかも…」と遠慮していた結果、測定ミスや単位変換のやり方を有耶無耶にしていて、進捗報告でガン詰めされました(体験談)

たくさんのことを着ていると、だんだん聞くことが申し訳なくなってきて、聞くのを遠慮するということが増えてきます。

でも、実は先輩たちはRA制度で後輩に教える代わりにお金を貰っているんです。つまり、先輩は後輩をサポートする義務もあるんです(ちなみに月3万円くらいもらってる)。

遠慮は損!
今では堂々と質問しています(笑)。

教訓:研究室の先輩は”聞くためのリソース”だと思おう(もちろんリスペクトして)

3. 物理だけじゃ足りなかった

私は物性の研究室にいるのですが、物性には化学や工学の知識も必要です。

でも、私は物理しか勉強していなかった(そしてロクに身についてなかった)ので、元素の危険性や特性など何も分からないまま研究する羽目になりました。

また、今は生物に興味を持っており、物理の分野で生物や医療にかかわることができるソフトマターとかに行っておけば良かったなと少し後悔することもあります。

だから、大学に入ったらできるだけ、興味がないと思うことでも入門書などを読んでみて、知識を広げておくことを強く勧めます。

教訓:好奇心の幅を広げておくと進路の自由度も増えるし、研究のアイデアも生みやすくなる

4. 教科書は“攻略本”

教科書は通読することも必要ですが、基本的には必要な箇所だけ読めば十分だと感じています。

通読は時間もかかりますし、読む項目が多いので何周もする必要があります。そうすると、最初らへんは簡単なので、もう知ってると思い込んでテキトーに読み飛ばすようになります。そんなんでは何も身に付きません。

大学受験を経験した方はよく「1つの参考書を完璧にしろ」と口うるさく言われたと思いますが、大学の場合は必要ないと思います。※もちろん好きで読んでいるなら全然かまいません。

そうではなく、同じ範囲をいろいろな本で読んでみる。例えば、今日の授業で扱った項目を3冊くらい有名な本を使って、それぞれどう書いてあるか読んでみる。

そういう風に勉強した方が、参考書Aでは書いてなかったことや分かりにくい箇所が参考書Bで書いてあることもあるのでオススメです。

教訓:「参考書は攻略本」感覚で使いこなそう

5. 毎日を冒険に変えれば、大学生活は何倍も濃くなる

大学生は4年間もありますが、体感では一瞬で終わります。

それは大学生活に慣れ、時間が有り余ることに慣れ、毎日がルーティーン化してしまうからです。

それを解決してくれるのが旅行や毎日の少しの冒険(これまでやったことないことをやってみる、少しだけ心理的に負担になることをやってみるなど)です。

こういった非日常イベントをスケジュールに頻繁に組み込んでおけば良かったと強く後悔しています。

毎日をルーティーン化させないことが本当に重要です。そうしないと、4年間がマジで光の速さで終わります!私が最も伝えたいことです。

教訓:小さな非日常を日常に入れよう。1日1日が貴重!

まとめ

大学院に入ってたった1ヶ月でも、学部時代の後悔はたくさん見つかりました。

ぜひこの記事を読んだあなたは

  1. お金の準備(奨学金)
  2. 遠慮せず質問する力
  3. 他分野への興味
  4. 教科書との付き合い方
  5. 日々をルーティーンにしない工夫

を意識して、実りある大学生活を送ってください。

私の失敗が、誰かの役に立てば嬉しいです!

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