・最短でTOEICのスコアを上げたい人(750点レベルまで)
・TOEICの勉強法を知りたい人
私は昨年の12月21日に初めて受けたTOEICのL&Rテストで750点を取りました。
勉強期間は一カ月。
でもそれは私が特別だからではなく、再現性がある勉強を毎日コツコツ重ねたから実現できました。
今回は私が実際にやった勉強法をご紹介します!
実際にやったTOEIC勉強
勉強方針
まず、私が最初にやったのは学習の方向性を決めることでした。
そこで使ったのが『TOEIC L&R TEST ロジカル勉強地図』という書籍です。
TOEIC990点満点+英検1級を取得している Haru さんの著作で、TOEIC500点から990点までの勉強法や使う教材、その使い方などが、理系出身者らしく「ロジカル」に書かれています。
※kindle unlimitedご利用の方は無料で読めます
この本を使う理由は、Haru さんの考えが「すごくいいな」と共感できたからです。
彼は本著のなかで
しかし、私が本書でお伝えしているのは、TOEICを指標とした英語学習が効率的であるということで、英語学習の全てはTOEICのためにすべきであるという考え方ではありません。
『TOEIC L&R TEST ロジカル勉強地図』P13
と述べています。
本書のこの考え方に共感し、「この人のルートをそのまま信じよう」と決めました。
教材選びや勉強の順序を迷う時間がなくなり、その分学習に集中できたのがGOOD!
TOEIC教材を使った勉強
金のフレーズ(通称:金フレ)
まずは単語。ということで、一番有名な『金フレ』を使いました。
金フレはスコア別にカテゴライズされているのですが、『勉強地図』に書いてある通り、600点レベル~990点レベルの全単語1000語をすべて勉強しました。
ただし、合間合間にあるサプリメント項目は一切やりませんでした。
スキマ時間にやるのがオススメ。私は実験装置を動かす合間にやってました。
文法特急
金フレで900語くらい覚えた段階で、『文法特急』をやりました。
この本は薄いながらも、TOEIC文法パートに出る典型問題を網羅していて、問題の見極め力と解答スピードが劇的にアップしました。
「Part 5・6が苦手…」という方に特におすすめ。
これをやると、「選択肢を見て瞬時に判断する感覚」が身につきます。
TOEIC教材を使わずにやった勉強
出会った英単語はすべてメモ&復習
金フレの1000語はあくまで「土台、基礎」です。TOEICにはそれ以外の単語もかなり出てきます。
そこで私は、日常で出会った単語(新聞・ネット記事・論文など)をすぐに調べてアプリに登録し、復習する習慣をつけました。
急がば回れとはこのことで、このメンドクサイひと手間が英語力を効率的に伸ばしてくれます。
『ロジカル勉強地図』でも推奨されていましたが、個人的にも「最も英語力が伸びた方法」だと感じています。
頭の中で「英語の独り言」
単語帳が開けない時間(歩行中や移動中など)は、頭の中で自分の行動や周囲の出来事などを英語で実況していました。
たとえば、
- “I’m walking to the station.”
- “How do I say 信号機 in English?”
といった具合です。
英語で言えなかったことは、あとで調べてメモ。これを繰り返すだけで、「使える英語」が身についていきます。
毎日の英語日記+ChatGPTで添削!
1日1~2行の日記を書いてChatGPTに英語で添削依頼していました。
たとえば、
- “I had ramen for lunch. It was amazing!”
- → ChatGPT: “You could also say ‘I enjoyed a delicious bowl of ramen for lunch.’”
添削で出てきた表現をそのまま自分の語彙リストに追加。これを繰り返すだけで、自然な英語の表現力がどんどん磨かれていきます。
TOEIC学習に重要だったこと
毎日やることが最大の近道
昔から言われていますが、継続的に勉強することが一番重要です。
1日で100単語覚えるより、10単語を10日で覚えるほうが絶対に良いということが、分散学習として科学的に有効だと証明されています。
継続するのが苦手な方は、最初は1日1回金フレに触れるとか目標のハードル低くして、毎日続けることを意識してやってみてください。
“毎日やる”習慣を死守することが、最大の成果を生む近道です。
スキマ時間をTOEICに最大活用
1日30分のスキマ時間でも、1カ月で15時間=900単語分の学習に。
電車の中、授業の合間、装置の待ち時間…。あらゆるスキマを単語や英文の確認にあてることで、塵も積もればTOEICスコアになります。
さっさとTOEICに申し込む
「勉強してから申し込む」ではなく、申し込んでから勉強するのが正解です。
試験日が決まると、“やらなきゃいけない”というプレッシャーが最強の原動力になります。
やはり人はやらなきゃいけない環境にあると、能力があがるもの。
繰り返しになりますが、「勉強がうまくいったらTOEIC申し込むかー」ではなく、今すぐ公式HPから直近の試験に申し込みましょう!
やる必要性がある環境に自分を追い込むことで、継続的な学習も必然的にやるようになりますし、時間を活かせるようにもなります。
試験申し込みが、TOEIC英語学習のスタートラインです!
コラム 私の記録(読まないでOK)
一応、証明としてスコア載せます。

まとめ
いかがでしたか?
今回ご紹介したのは、私がたった1カ月で750点を取るためにやった全勉強法です。
最後にもう一度、大事なポイントを振り返ります。
✅ 教材は「金フレ」と「文法特急」だけで十分
✅ 日常で出会った単語を調べて記録・復習
✅ 英語で独り言、日記、スキマ時間活用がカギ
✅ 毎日継続することが最強の戦略
✅ TOEIC申し込みがスタート地点!
TOEIC750点は、正しい方法で毎日努力すれば、誰にでも届くスコアです。焦らず、一歩ずつ、一緒に頑張りましょう!
私の体験が皆様の役に立てれば幸いです。